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福島 智朗 - Tomoaki Fukushima

WRC第11戦 ラリー・トルコ

[2019/09/19]

スタッフ:
福島 智朗 - Tomoaki Fukushima
カテゴリー:
シトロエンについて
シトロエン三重四日市の 福島 です。

第11戦 ラリー・トルコ が、9/12(木)~15(日)の日程で開催されました。

ラリー・トルコは2010年大会を最後にWRCのシリーズから外れていたが、2018年久々に復帰を果たした。
2018年開催の新生ラリー・トルコと同様、今年もムーラ県のシーサイドリゾート「マルマリス」の
サービスパークを中心に開催。
マルマリスの北側から西側にかけて展開するSSは、風光明媚ながら非常に荒れたグラベルステージが続く
コース。

9月のマルマリスは降水確率は比較的低い。リゾートを楽しむのには適した気候で観光のベストシーズン。
しかしラリーカーと選手にとってはかなり厳しい環境となる。日中は気温の上昇によりエンジンやブレーキ
の冷却性能が試され、選手は高温となる車内で集中力を保ち続ける必要がある。

このラリーにシトロエン・レーシングは、いつもの2台体制で参戦。

S.オジェ/J.イングラシア組
E.ラッピ/J.フェルム組
DAY1(SS1)
ラリーのスタートに先立ち、サービスパークが置かれるマルマリス近郊アスパランから約7km離れた
山岳地帯で、シェイクダウンを実施。
その後、夜8時過ぎからマルマリス市街地でセレモニアルスタートに続き、全長2kmのSS1を走った。

4位 S.オジェ/J.イングラシア組
6位 E.ラッピ/J.フェルム組

2台共にトップタイムからは僅差で、明日以後も十分戦える自信を持って終えることが出来た。

DAY2(SS2~SS7)
サービスパークの周辺と、北東エリアで3本のステージを各2回走行。
6本のSSの合計距離は159.14kmと、4日間で最長の1日。

前日4位のS.オジェ組だったが、この日最初のSS2で7位タイムと大きく後退。
しかしその後SS3、SS5、SS6を3位タイムで走り、この日を総合2位で終えた。

前日6位のE.ラッピ組は、この日最初のSS2で2位、SS3でトップタイムをマークし全体トップに立つ。
その後もSS6でトップタイムを出し、この日を総合トップで終えた。

他車がパンクなどのトラブルに見舞われる中、シトロエンの2台はノントラブルで走りきり、
チームとしては1-2体制という最高の形でDAY2を終えた。

1位 E.ラッピ/J.フェルム組
2位 S.オジェ/J.イングラシア組

DAY3(SS8~SS13)
この日は、サービスパーク西側のダッチャ半島周辺で3本のステージを各2回走行。
6本のSSの合計距離は110.10km。

前日総合トップのE.ラッピ組はこの日も絶好調。
SS12のヘアピンコーナーでオーバーランによるタイムロスがあり7位タイムとなった以外は、
SS10、SS13でトップタイム、SS8、SS9、SS11で2位のタイムで走り、総合2位で終えた。

前日総合2位のS.オジェ組は、ロングステージのSS8で圧巻のトップタイムを出し、E.ラッピ組
との差を大幅に詰める。
そして逆走のSS13でもトップタイムを出し、E.ラッピ組を逆転。
この日を総合トップで終えた。

1位 S.オジェ/J.イングラシア組
2位 E.ラッピ/J.フェルム組

DAY3を終えシトロエンの1-2体制は変わらず。

DAY4(SS14~SS17)
この日はサービスパークの周辺と北側で4本のSSを走行。
その合計距離は38.62km。

最終日を迎え2位のE.ラッピ組と3位のA.ミケルセン組(ヒュンダイ)までは、1分以上の大差。
あとは2台共にトラブルなく走りきれば...。

という状況をふまえ、チームはポイント獲得を優先し順位キープの戦略を採ったため、
S.オジェ組、とE.ラッピ組の順位変動はなくラリーを無事走り切った。

1位 S.オジェ/J.イングラシア組
2位 E.ラッピ/J.フェルム組

第11戦終了時点

ドライバーズタイトルランキング

1. O.タナク(トヨタ)     210pt
2. S.オジェ(シトロエン)   193pt
3. T.ヌービル(ヒュンダイ)  180pt
4. A.ミケルセン(ヒュンダイ)
5. K.ミーク(トヨタ)
6. J.M.ラトバラ(トヨタ)
7. T.スンニネン(フォード)
8. E.ラッピ(シトロエン)
9. E.エバンス(フォード)
9. D.ソルド(ヒュンダイ)

DAY3 SS8で、ドライバーズ・ポイントランキングでトップの O.タナク(トヨタ)が、電気系統の
トラブルでまさかのリタイア。
DAY4には修理して出走し、総合順位は付かないためノーポイントながら、最終SS17のパワーステージ
をトップタイムで走り5ポイントを獲得した。

これでS.オジェは再びランキング2位に浮上。
40ポイントあったO.タナク(トヨタ)との差も、17ポイントまで詰めることが出来た。

WRCも残り3戦。
3位のT.ヌービル(ヒュンダイ)まで逆転タイトルの可能性を残している状況だけに、
目が離せません。

S.オジェの7連覇達成に向け、シトロエンオーナーの皆様も応援よろしくお願いします。