DAY1(SS1~6)
ラリーは5/9(木)にシェイクダウンが実施され、翌日5/10(金)にDAY1がスタート。
この日は6本のSSで合計125.27km。
S.オジェ組は、SS2で2位、SS5で3位、それ以外のSSも4位のタイムでまとめこの日を総合2位で終えた。
E.ラッピ組は、初めてのコースに苦戦しながら10位以内のタイムで走りきり、総合10位。
2位 S.オジェ/J.イングラシア組
10位 E.ラッピ/J.フェルム組
DAY2(SS7~12)
この日は6本のSSで合計121.16km。
S.オジェ組は、午前の3本のSSでは全て5位タイムだったが午後のSSまでにセットアップを変えた
ことで、SS10でトップタイム、SS11も3位のタイムを出し、この日も総合2位で終えた。
E.ラッピ組は、この日のSSを7位から9位のタイムとこの日も苦戦していたが、最終SS12で3位のタイム
を出し、総合6位まで順位を上げてきた。
2位 S.オジェ/J.イングラシア組
6位 E.ラッピ/J.フェルム組
DAY3(SS13~16)
この日は4本のSSで58.38km。
S.オジェ組は、総合1位のO.タナク組(トヨタ)とは30.3秒の差。
総合3位のS.ローブ組(ヒュンダイ)とは、わずか5.1秒差。
S.オジェ組は、シトロエンの功労者でもあるWRC前人未踏9連覇の元王者 S.ローブ組との2位争い。
この日の最初のSS13では、S.ローブ組が3位タイム、S.オジェ組の4位タイムを上回り差を縮める。
SS14ではS.オジェ組がトップタイム、S.ローブ組が2位で再び差を広げる。
SS15ではS.ローブ組がトップタイム、S.オジェ組が2位で再び差を縮めるという激しいデッドヒート
を展開。
最終SS16はパワーステージで5位タイムまでがボーナスポイントが与えられる。
総合1位のO.タナク組もこの日は2位以下とのタイム差を見ながらペースをセーブしていたが、このSS16
は全開で攻めて見事トップタイムをマーク。
激しい2位争いを繰り広げてきたS.オジェ組が2位タイム、S.ローブ組は4位タイムとなり、S.オジェ組
が総合2位を勝ち取った。
E.ラッピ組は、SS14で5位、SS15で4位タイムと尻上がりに調子を上げ、なんとか総合6位で走り切った。