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CITROËN 三重四日市

住所〒510-0891
三重県四日市市日永西3-27-5
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TEL059-349-5557

営業時間ショールーム 10:00-18:00
サービス 10:00-18:00(修理受付は17:30迄)

定休日毎週水曜日、第1・第3火曜日(但し、年末年始・GW・お盆期間は定休日以外にもお休みを頂く場合があります。)

アクセス方法国道1号線 日永三丁目を西へ向かい、あすなろう鉄道踏み切りから3つ目の信号を左折

スタッフブログ

WRC第9戦 ラリー・フィンランド

[2019/08/09]
福島 智朗 - Tomoaki Fukushima
WRC第9戦 ラリー・フィンランド
シトロエン三重四日市の 福島 です。

WRCは第8戦ラリー・イタリア サルディニア終了後、6週間のインターバルを経て、ラリー・フィンランド
でシーズン後半戦がスタート。

ラリーの中心となるサービスパークは、フィンランド中部のユバスキュラに置かれ、その周辺の森林地帯
が戦いの舞台となります。
フィンランドの路面は非常にスムーズで、流れるようなコーナーが続き、クレスト(丘)やジャンプも
多くあります。
SS(スペシャルステージ)の平均速度はWRC全戦の中でもっとも高く、低速な他のイベントと比べると
タイム差がつきにくいため、僅かなミスが大きく響きます。
また、非常に高速なラリーでありながら、道のすぐ近くには木々が迫るため、精度の高いドライビング
と正確なペースノート作成が求められます。

このラリーにシトロエン・レーシングは、いつもの2台体制で参戦。

S.オジェ/J.イングラシア組
E.ラッピ/J.フェルム組
WRC第9戦 ラリー・フィンランド
DAY1(SS1)
8/1(木)初日は午前にシェイクダウンが行われ、19:00からSS1がスタート。
ユバスキュラ市街地のターマック(舗装路)と、公園内のグラベル(未舗装路)の両路面を走行する
全長2.31kmのステージ。

4位 S.オジェ/J.イングラシア組
9位 E.ラッピ/J.フェルム組

DAY2(SS2~11)
8/2(金)2日目は、10本のSS、合計126.55kmを走った。

初日SS1で4位につけたS.オジェ組だったが、早い出走順のためコースの掃除役でタイムが伸ばせず苦戦。
それでもこの日の終盤SS10とSS11では、3位タイムで意地を見せ総合7位。
E.ラッピ組はこの日最初のSS2でいきなり2位タイムを出す好スタート。
その後もSS7は3位、SS8、SS9は2位のタイムを出すなど好走。
総合3位で2日目を終えた。

3位 E.ラッピ/J.フェルム組
7位 S.オジェ/J.イングラシア組

DAY3(SS12~19)
8/3(土)3日目は、8本のSS、合計132.98kmを走った。

S.オジェ組は、SS16で2位タイムを出す好走もあり、総合5位に順位を上げた。
E.ラッピ組はこの日最初のSS12で2位のタイムを出す。その後もSS14 2位、SS15 3位、SS16 1位、
SS17 2位、SS18 1位 と上位のタイムで走り、総合2位に順位を上げた。

2位 E.ラッピ/J.フェルム組
5位 S.オジェ/J.イングラシア組

DAY4(SS20~23)
8/4(日)最終日は、4本のSS、合計45.74kmを走る。

総合5位のS.オジェ組は、4位のA.ミケルセン組(ヒュンダイ)まで2.6秒差と逆転も十分可能な範囲。
これまで3日間の鬱憤を晴らすべく、この日はSS20 2位、SS21 3位、SS22 3位とプッシュするも、
A.ミケルセン組(ヒュンダイ)もSS21 1位、SS22 1位、SS23 3位のタイムでタイム差をわずかずつ
拡げられてしまい、逆転はならず総合5位で終えた。

総合2位のE.ラッピ組は、1位のO.タナク組(トヨタ)とは16.4秒差、3位のJ.M.ラトバラ組とは
12.4秒差という状況。
この日はミスを犯さず2位をキープという走りで臨んだが、J.M.ラトバラ組がSS20 3位、SS21 1位
のタイムでタイム差を縮めてきたため、SS22はプッシュし2位タイム。
最終SS23は、パワーステージで全員がプッシュする中、7位タイムでまとめ、総合2位をキープして終えた。

2位 E.ラッピ/J.フェルム組
5位 S.オジェ/J.イングラシア組
WRC第9戦 ラリー・フィンランド
第9戦終了時点

ドライバーズタイトルランキング

1. O.タナク(トヨタ)
2. S.オジェ(シトロエン)
3. T.ヌービル(ヒュンダイ)
4. E.エバンス(フォード)
5. A.ミケルセン(ヒュンダイ)
6. T.スンニネン(フォード)
7. K.ミーク(トヨタ)
8. E.ラッピ(シトロエン)
9. J.M.ラトバラ(トヨタ)
10.D.ソルド(ヒュンダイ)

マニュファクチャラーランキング

1. PTHYUNDAI SHELL MOBIS WRT
2. TOYOTA GAZOO RACING 
3. CITROEN TOTAL WRT
4. M-SPORT FORD WRT

WRC ドライバーズタイトル7連覇を狙うS.オジェにとっては、今回O.タナク(トヨタ)が優勝したことで、
ポイント差を更に広げられてしまった。

残り5戦、逆転に向け奮闘を期待したいところ。

次の第10戦はドイツ。
8/22(木)~25(日)の日程で開催される予定。