こんにちは、シトロエン三重四日市の加藤です。
今年も残すところあとわずか、皆様いかがお過ごしでしょうか。
何かと忙しくなる年末は気持ちも焦りがち、運転にも余裕をもって行動したいですね。
さて、本日はシトロエン・フランスについて。(我ながらざっくりしたテーマで!)
突然ですが皆様、どんなカラーのクルマをご愛用でしょうか。パールホワイト? ブラック? シルバー?
シトロエンのボディカラーはフランス語を使用することが多く、新人セールスの頃はなかなか覚えられなくて困ったものです。
当時の私を最も困らせたのは ”サーブル ド ラングルニュ” というボディカラーでした。
普段馴染みがない言葉、イメージしにくい・・・
不慣れながらスマートにご案内したい私、サーブルドらんくりゅりゅ・・・ もう苦笑いしかできません笑
「フランス大統領も愛用するシトロエンC6、サーブル ド ラングルニュのボディにレザーシートはワディビスが上品な組み合わせ・・・」
(流暢に話す先輩が羨ましい!)
日本ではシトロエンのモデル名を ”C6 ← シー・シックス” と英語読みするのが一般的です。
ときどき ”C6 → セ・シス” とフランス語読みするお客様もいらして、この世界観はフランスそのものを勉強しなくてはと考えさせられました。
フランスには、フランス流の価値観・人生を豊かにする考え方があります。
もちろん日本には日本の、イタリアにはイタリアの・・・ それぞれの文化・意味があるものです。
・フランス車にはドリンクホルダーが少ないこと
・ボンネットを開けるレバーが運転席でなく助手席側にあること
・シートリクライニングの調整ダイヤルが狭い位置にあって操作しづらい場合があること
・スペアタイアがトランクの下によく吊り下げ式で備わっていること
これらシトロエンにみられる特徴は、一見不便のように思えることです。
正解はありませんが、何か意味があるはずとフランスを想像してみるのも面白いかもしれません。
しばらく海外旅行や楽しい会食を控える生活、少しだけフランスをお感じいただけましたら幸いです。