スタッフブログ

福島 智朗 - Tomoaki Fukushima

WRC第10戦 ラリー・ドイチェランド

[2019/09/09]

スタッフ:
福島 智朗 - Tomoaki Fukushima
カテゴリー:
シトロエンについて
シトロエン三重四日市の 福島 です。

第10戦 ラリー・ドイチェランドが、8/22(木)~25(日)の日程で開催されました。

ドイツ西南部で開催されるこのラリーは、今年もザールラント州のボスタルジー湖畔にサービスパーク
が置かれます。
ラリー・ドイチェランドは、エリアごとにステージの特徴が大きく異なる、ユニークなターマックラリー
です。
モーゼル河沿いに広がるブドウ畑の農道は、全体的に道幅が狭くツイスティなコーナーが続きます。
バウムホールダー軍事演習場内の名物ステージである「アリーナ・パンツァープラッテ」は、路面
コンディションが刻々と変化しますが、コンクリートの路面は雨が降ると非常に滑りやすくなるため
特に注意が必要です。
ボスタルジー周辺の田舎道は全体的に道幅が狭く、その上かなりハイスピードです。
なお、8月中旬のドイツ西南部は天気が変わりやすく、突然雨が降ることもあるため、クルマのセット
アップとタイヤ選択が、勝負に大きな影響を及ぼします。

このラリーにシトロエン・レーシングは、いつもの2台体制で参戦。

S.オジェ/J.イングラシア組
E.ラッピ/J.フェルム組
DAY1(SS1)
ラリーは22日(木)の午前にシェイクダウンを行い、夕方にセレモニアルスタートを経て、シェイクダウン
と同じ全長5.2kmのステージで、スーパーSSが1本行なわれた。

3位 S.オジェ/J.イングラシア組
8位 E.ラッピ/J.フェルム組

第9戦で、ドライバーズタイトルのポイントリーダーの座をO.タナク(トヨタ)に明け渡すこと
になったS.オジェ。

そのO.タナクのポイントを追いかける上では、3位に着け好スタートとなった。

DAY2(SS2~7)
ブドウ畑の農道が主舞台となり、昨年と同じ3本のステージを各2回走り、合計距離は101.42km。

S.オジェ組は、この日最初のSS2で3位のタイムで走り好スタートを切った。しかしその後のSS4で3位タイムで走った以外は、4位、5位、6位のタイムで、トップ争いから
は少し離されてしまう結果となった。

E.ラッピ組は、SS4、SS7で4位タイムで走った以外は、7位、8位、9位のタイムで、こちらも苦戦。

3位 S.オジェ/J.イングラシア組
7位 E.ラッピ/J.フェルム組

DAY3(SS8~15)
バウムホールダー軍事演習場内の4本のステージを各2回走行する最長の1日。
8本のSSの合計距離は157.92km。

S.オジェ組はこの日もマシンのセッティングがうまくいかず苦戦。
5位、6位のタイムでなんとか総合3位、4位で踏ん張っていたが、この日の最終SS15で、パンクを喫し
てしまい大幅にタイムをロスしてしまった。

E.ラッピ組は、SS9、SS11で2位タイムを出し速さを見せる場面もあったが、他のSSでは7位、8位
のタイムで苦戦。

7位 E.ラッピ/J.フェルム組
8位 S.オジェ/J.イングラシア組

DAY4(SS16~19)
ブドウ畑の2本のステージを各2回走行。
最終のSS19はボーナスの選手権ポイントがかかるパワーステージに指定されている。
4本のSSの合計距離は79.50km。

S.オジェ組は、SS16、SS18を4位タイムで走るが、大幅に順位を上げるまでには至らず。
最終SS19は5位で走り、パワーステージのボーナスポイント1点を加算した。

E.ラッピ組も、SS16を5位タイムで走るが、こちらも順位を上げるまでには至らず。

7位 S.オジェ/J.イングラシア組
8位 E.ラッピ/J.フェルム組
第10戦終了時点

ドライバーズタイトルランキング

1. O.タナク(トヨタ)     205pt
2. T.ヌービル(ヒュンダイ)  172pt
3. S.オジェ(シトロエン)   165pt
4. K.ミーク(トヨタ)
5. A.ミケルセン(ヒュンダイ)
6. E.エバンス(フォード)
7. J.M.ラトバラ(トヨタ)
8. T.スンニネン(フォード)
9. E.ラッピ(シトロエン)
9. D.ソルド(ヒュンダイ)

マニュファクチャラーランキング

1. PTHYUNDAI SHELL MOBIS WRT
2. TOYOTA GAZOO RACING 
3. CITROEN TOTAL WRT
4. M-SPORT FORD WRT

WRC ドライバーズタイトル7連覇を狙うS.オジェは、今回7位と下位に沈んでしまい、今回4位の
T.ヌービル(ヒュンダイ)にもポイントで抜かれ3位。
ドライバーズタイトルは今年もこの3人に絞られ、トップのO.タナク(トヨタ)とS.オジェの差は、
まだ40ポイント。

ラリーにはパンクやコースアウトなどのアクシデントがつきもの。
残り4戦、何か起こるかわかりません。
逆転タイトル獲得を信じ応援しましょう!